ストーリー    

新しいFast & Furious Twin Turbo（ファスト＆フューリアス ツインターボ）は、高性能スポーツカー愛好家のためにデザインされたユニークで複雑な時計と、大手映画会社の1つであるユニバーサル・ピクチャーズのワイルド・スピードからインスピレーションを得た象徴的なシンボルを融合させたものです。（ワイルド・スピードは日本公開のタイトルであり、アメリカではファスト＆フューリアスというタイトルで公開している）ツイン3軸トゥールビヨン、デシマルミニッツリピーター、モノプッシャークロノグラフ、ピットボード時差計算機という、これまで時計に搭載されたことのない4つの複雑機構を搭載しています。すべての複雑機構には、832個の部品を搭載したジェイコブ＆コー専用手巻きムーブメント、キャリバーJCFM05が搭載されています。

この時計製造の高い複雑性と共に、大成功を収めた映画「ワイルド・スピード」シリーズを祝福するイメージが込められています。サファイアクリスタルの大きな文字盤には、2001年に公開された映画『ワイルド・スピード』の第1作目を象徴するイメージが描かれています。チェッカーフラッグを持ったスターティングガールの後ろには、アメリカンマッスルカーとスーパーチャージャー付きの輸入車、その上にはワイルド・スピードのロゴマークが描かれています。1/4マイル（約1.5km）ずつ進む人生をイメージしています。サファイアケースバックからは、「Fast & Furious Twin Turbo」の文字と、手作業で組み立てられた高性能キャリバーを見ることができます。

このタイムピースは、ユニバーサル・ピクチャーズの映画「ワイルド・スピード」シリーズの最新章 "F9 "の公開を記念して、9本限定で発売されます。

Fast & Furious Twin Turbo（ファスト＆フューリアス ツインターボ）は、これまでの高級時計製造には存在しなかったジェイコブ＆コーの画期的な作品です。

ツイン トリプルアクシス（3軸）トゥールビヨン

ツイントリプルアクシストゥールビヨンは、すべてのトゥールビヨンの中で最も複雑で、技術的に最も困難で、視覚的に最も魅力的なものです。トゥールビヨンはもともと、機械式懐中時計の調速器を載せて計時性能を向上させるための1軸の回転プラットフォームとして発明されましたが、ツインターボ フューリアスはこの220年以上の歴史を持つ発明をさらに革新的な形で表現しています。

最先端のエンジニアリング設計と最先端の製造・組立技術により、ツインターボフューリアスの二つの3軸トゥールビヨンは、トゥールビヨンのクロノメーター性能を向上させる究極のソリューションとなったのです。24秒、48秒、180秒という高速で回転する3軸トゥールビヨンは、その洗練されたデザインだけでなく、視覚的なインパクトも大きな特徴です。

デシマルミニッツリピーター

 

ミニッツリピーターはコレクターの間で最も希少価値の高い複雑機構であり、時計メーカーが開発する上で最も困難な複雑機構のひとつです。それにも関わらず、ジェイコブ＆コーは「ツインターボ フューリアス」を世に送り出すにあたり、技術的に可能であると考えられていたことの限界に挑みました。ほとんどのミニッツリピーターは、時、15分、分表示に対応していますが、「ツインターボ フューリアス」は、時、分の後に10分間隔でチャイムを鳴らすという、高級時計では非常に珍しい10進法のリピーター機構を採用しています。実際、10進法のミニッツリピーターを発表しているメーカーは、片手で数えても指が余るほどです。

カスタマイズ

Fast & Furious Twin Turbo（ファスト＆フューリアス ツインターボ）は、他のTwin Turbo Furiousウォッチとは異なる、いくつかのユニークなディテールを備えています。まず、2001年に公開された映画「ワイルド・スピード」を象徴するデザインです。チェッカーフラッグを持ったスターティングガールが描かれています。彼女の後ろには、今にも走り出しそうなホットロッドカーが並んでいます。その上にはFast & Furiousのロゴが描かれています。サファイアケースバックには「Fast & Furious Twin Turbo」と記され、手作業で装飾された高性能キャリバーを見ることができるなど、細部にまで性能が追求されています。このモデルは、ツインターボ フューリアスとして初めて、6時位置の小窓にリファレンスの分表示を備えています。また、時計の重要な機能のいくつかにチタンを使用したのも初めての試みです。軽さと強さで知られるシルバーのチタンが、カーボンと組み合わされて57×52mmのケースに収められています。チタンは、時計の時刻合わせと巻き上げを行うクランクハンドルや、象徴的な2つの3軸トゥールビヨンに使用されています。また、ベゼルの内側の赤いリングには、透明で純粋な革新的素材であるネオラリスが初めて使用されています。

モノプッシャークロノグラフ

 

ツインターボ フューリアスのもうひとつの特徴は、モノプッシャークロノグラフを搭載していることです。水平クラッチシステムは、ケース右側のリューズ／クランクシステムに組み込まれたクロノグラフのプッシャーに連動するコラムホイールで操作します。プッシャーが2つある通常のクロノグラフとは異なり、「ツインターボ フューリアス」のモノプッシャークロノグラフでは、クロノグラフのスタート、ストップ、リセットを行うプッシャーは1つだけです。

ピットボード機能

 

ハイパーカーにインスパイアされたTwin Turbo（ツインターボ）を最速の自動車の世界にさらに近づけたのは、2つの経過時間を簡単に比較できる機械式ピットボードを内蔵していることです。自動車レースの昔のピットボードにヒントを得て、クランク（最初の位置まで引き出して展開）を使って、色付きの回転ディスクと中央のデジタルディスプレイを動かし、基準時間を設定することができます。そして、モノプッシャークロノグラフを通常操作すると、設定した基準時刻と現在時刻の差を簡単に確認することができます。基準時刻より大きい秒数はピットボードの赤色（＋）部分、基準時刻より小さい秒数は黄色と緑色（-）の部分に表示されます。電子化された現在のピットボードとは異なり、すべて機械的に行われます。

ケース＆クリスタル

 

ツインターボ フュリアス ブガッティは、卓越したビジュアルと技術的複雑性、そして実際に体験してみなければわからない装着感を備えた、ユニークなケースで登場しました。ケースサイズは57mm x 52mm、厚さは17mmで、フロントとバックには特別にカーブしたサファイアクリスタルが使用されており、特別に仕上げられた832個の部品を搭載したJCFM05キャリバーを余すところなく見ることができます。ブラックDLCチタンとフォージドカーボンのケースだけでも88個の部品で構成されています。

文字盤＆針

 

ツインターボ フューリアスは、クロノグラフのインジケータの視認性を高めるために、スモークダークグレーのサファイアクリスタルダイヤルを採用し、その下のコンポーネントを部分的に露出させ、視認性を高めました。文字盤の周囲には、ネオラリスと呼ばれる希少なエキゾチック素材が使用され、スーパールミノバで夜光インデックスが施されています。時・分は、特別にスケルトン加工された2色の主針で示され、精巧に仕上げられた歯車で駆動し、3軸のツイントゥールビヨンに接続されています。

要約:

-ムーブメント(832部品)
-希少な10進ミニッツリピーター
-2つの3軸高速トゥールビヨン
-レースのピットボードをイメージしたモノプッシャークロノグラフ（リファレンスタイム付き
-ハイパーカーをイメージしたスポーティな造形のケースとドーム型サファイアクリスタル（部品点数88点）
-セミスケルトンの文字盤は、その下にあるムーブメントの複雑な動きを見せています。
-往年のレーシングカーのクランクからヒントを得た独自のセッティングと巻き上げ方式
-50時間パワーリザーブ